ごあいさつ

古川電機製作所の「今」

古川電機製作所 代表取締役 古川健

弊社は、昭和8年に私の祖父である古川勇により東京・深川区「自動車電気修理製作所」として創業され、戦後の昭和23年に疎開先であった佐世保市で㈲古川電機製作所として設立されました。社名に「製作所」とあるとおり、設立当初は製造業として電機部品の製造を行っておりましたが、その後の国内におけるモータリゼーションの進展にあわせ、自動車電装品メーカーの部品販売とアフターサービス業務を主たる事業内容として業態を変化させていきながら現在に至っております。

現在の事業内容としては、
①自動車電装品、用品、整備工具類の販売修理を行う「電装機器事業部」(自動車関連事業)
②電気・電機通信・管・機械器具設置工事を行う「特機事業部」(設備工事業)
③ドコモショップを運営する「ドコモ事業部」(携帯電話販売業)の3事業部制で事業を運営しております。

現在の3事業部は一見関連性がないような業態となっておりますが、自動車の電気廻りの取付工事で自動車無線、自動車電話を取り扱っていたことが、携帯電話販売につながっており、携帯電話が主流となるにつれ、自動車無線機の販売部門が通信機器という事で防犯カメラの取扱を開始し、電気通信工事へ参入したことが現在の設備工事部門へとつながっております。

常に必要とされる会社となるために

「お役にたてますか」というのが弊社の経営理念です。これは「お客様のお役にたつ」「社員の生活向上のお役にたつ」ことこそが社会貢献であり、「仕入先のお役にたってこそ我が社の利益はある」との考えに基づくものです。弊社は、この経営理念に基づき、時代のニーズに合わせながら、会社創業80余年の歴史の中で徐々に業態を変化させ今日に至っております。

また、”NEEDS AND SEEDS”は、私たちの合言葉です。優れた技術で常にお客様のニーズにお応えし、未来の技術シーンを追い続ける、そのような技術集団を我々は常に目指しております。

現在の生活に欠かすことの出来ないインフラである、「車」、「電気」、「携帯電話」の3つの事業領域を軸として、会社を取り巻く全てのステークホルダー(利害関係者)と共に持続的な成長を続けていくことが私どもの目標です。

お客様や社会からの様々なNEEDSに対し、自社が持つSEEDSで、「お役に立つ」ことに主眼を置いた企業活動を継続し、常に社会に必要とされる存在であり続けたいと考えています。これからも引き続き、(株)古川電機製作所へのご指導ご鞭燵、またご支援を賜リますよう、よろしくお願い申し上げます。